SF2K LAB.

DTMの過去と現在、自分流音楽理論など

DTM

El Capitanインストールその後

El Capitanインストールその後

MacOSX 10.11 El Capitan、通称エルキャピたん(?)にアップデートしてしばらく使ってみてのレポートです。

DTM目線ではどうか?

DTM的な部分で言えば今のところ大きな問題は発生していません。
というか、むしろいい感じです。
最初Logicが起ち上がらなくて焦りましたが、プラグインチェックが終わってからは問題なく動いてます。

DTM用途ではOSが最新になったからといって特別な恩恵は特にないはずですが、体感上全体的にレスポンスが上がったように思います。
前OSの10.9 Mavericsの時は、全体動作自体は超安定してましたが、USBなどのインターフェイスの挙動にやや不安がありました。
ごくたまに、外部ストレージやMIDIキーボードなどのUSBデバイスが急に認識されなくなったりしてたんですよね。
そういう症状は今のところ出ていないです。
というかこの辺の問題はOSレベルというよりもっとハードウェア的なものな気がしますが。

モバイルノートとしてはどうか?

もともと10.9の時に悩まされていたスリープ復帰をミスる現象は、今のところ発生してません。
ただ、バッテリーの減りがメチャクチャ早くなりました。
びっくりするぐらい減っていくので、何かが漏れ出してるんじゃないかと裏面を覗き込もうかと思うくらいw
いろいろ調べてみたら、yosemite以降(かな?)でiOSのアプリというか機能がMacOSXにも統合されてて、その中の「マップ」アプリで位置情報を常にwifiでトレースするような初期設定になってて、これがひとつの原因のようです。なので速攻オフです。
あとは、メインでクロームを使ってましたが、クロームがメッチャバッテリ消費するようで、Safariにしたらバッテリ消費がかなり下がりました。
今のところこの2つの方法で前と同じくらいの消費になっている感じです。

OS自体の使い勝手はどうか?

OSの根幹的な部分は変わらないですが、見た目が今風になりましたw
好き嫌いはあると思いますが、iPhoneもiPadもどちらもiOS9にしているので、見た目の統一感的に揃って個人的には気持ちいいです。
あとはiOSとの機能統合と連携度合いが格段にアップしており、そのあたりは相当便利になりましたね。
既にyosemiteから使っている人には今更かもですが、MacのSafariで何かウェブサイトを見てて、その状態でiPhoneのスタート画面左下に出てくるSafariのアイコンをタップすると、Macで閲覧中のページがiOS側に表示されます。これかなり便利ですね。

あと、iPhoneにくる電話の着信、SMSの受信などをMac側で知ることができます。SMSに関してはMacからも返信できるので、iPhoneでテキスト打つのが遅い僕みたいなオッさんにはありがたい機能です。

もともと試してみたかった機能の、iOSデバイスの画面動画キャプチャも普通にQuickTimeでビックリするくらい簡単に録れました。
むしろスマホアプリをMacの画面見ながら操作できるのはちょっと感動を覚えます。
(若干ラグがあるのでアクション系は実用的ではないと思います)

新機能であるSplitViewも意外と便利で、ブログ書く時とかブラウザとエディタを2分割にしてプレビューしながら書けるので快適になりました。

僕がアップデートした時点では唯一Mac用のkindleアプリのみ10.11に対応していなかったんですが、いつの間にか対応してたみたいで今では普通に使えます。
いや、前よりだいぶ軽くなった気がします。
Mac用のkindleアプリはどういう処理をしているのか、めっちゃ重かったんですよね…。
ただのPDFビューワーでしょ??って感じなんですけどね。
だいぶ軽くなったとはいえ、まだMac標準のプレビューなんかと比べると激重ですけどねー。

現時点での所感

いまのところ大きな不具合もありませんし、全体的に快適性は向上したと思います。
DTM的な部分においても全く問題出ていません。
思えば10.9をインストールした当初はかなりいろんな不具合に悩まされたことを思えば、かなりスムーズに移行できたと思います。
相変わらずAppStoreでは賛否がパックリ分かれてますので、みなさんにオススメですとはなかなか言い辛い状況ですが、個人的にはなかなかいいOSだと思いますよ。

URL
TBURL

LEAVE A REPLY

*

Return Top