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自作のDTMデスクで快適環境構築のススメ

自作のDTMデスクで快適環境構築のススメ

こんにちわ。sk2kです。
Twitterで我が家の自作デスクの一部をなにげなくツイートしたら、意外にも反響があったので、ウチのデスクについてちょっと書いておきたいと思います。

きっかけは88鍵キーボードが欲しかったから

気がつけばもう4年も前の話になりますが、例のごとくDTM熱が再燃した時期がありました。
DAW含めソフト系は少し持ってはいたものの、ハード系の機材はオーディオインターフェイスも全て処分済み。

一回火がつくとどうしても形から入らないと気がすまない残念スキルが発動し、まずはMIDIキーボードでしょ?ということで物色開始。
で、どうせなら外部音源もあったほうがいいので、シンセがいいな、とか、さらにどうせならオーディオインターフェイス機能が内蔵されてるほうが場所とらなくていいなとか、またさらにどうせなら88鍵がいいなとか、必殺「どうせなら便乗アタック」3連コンボで、当時出たばかりの「YAMAHA MOX8」に焦点を絞りました。

88鍵キーボードデカすぎじゃね??

MOX8に絞り込んだはいいものの、サイズ見たらなんと幅が1320mmもあるわけですよ!
その時ウチにあった机は1000mmの天板に脚がついただけのテープル型でした。
大体既成品のデスクって、900mmとか、少し大きめで1200mmとかが多くて、ウチのも含めその辺のサイズの場合、机に置くか、キーボードスタンド買ってその上に乗せるかしか選択肢がありません。
部屋のスペースに余裕があればいいですが、僕の場合5畳くらいしかプライベートスペースが無いので、こりゃ困ったなと。

いっそのことDIYしかないか?!

既成品に無いなら作るしか無いですよね!
太古の昔から、無いものは作るということをして人類は進化してきました。
そのいにしえからの教えを守り、「人類(の叡智をもって、売っていないものを自分で)補完(する)計画」が発動されたわけです。

まずは情報収集

同じ悩みを持った諸先輩方の知恵を拝借しようとまずがグーグル先生に聞きまくりました。
そしたらやはり、同じような悩みを抱えている方は多いものの、なかなか僕の求める答えにはたどり着きませんでした。
しかし、粘り強くグーグル先生と某巨大掲示板の諸兄方にも教えを乞う中で、大変興味をそそる1枚の画像を発見しました。

どうやら、その人も狭い部屋で如何に効率よくスペースを使いながら、DTM作業も使いやすく快適にできないか、というコンセプトで自作にチャレンジされてました。
この方の方法こそ、僕の中にあったもやもやを全て解決してくれるものでした。

というか、もうDTMがどうのこうの以前にジャンルが「日曜大工」になってますが。。。(;´∀`)

その神の書き込みをまとめたブログがまだあったのでリンクしておきます。

DTM机 ◆ 自作のススメ

この神様は、その後どんどんエスカレートしていって、単なるDTMデスクを芸術品にしてしまうくらいクレイジー(褒め言葉)な方向へ行ってしまわれました。
僕のような凡人は、この神様が編み出した「コンセプト」を模倣することで精一杯です。

そして自分の環境と用途に合わせて設計

方法論さえ決まれば、ここからは自分の環境を如何に快適にさせるかの勝負。
完全な自作なので、この設計段階が最も重要といえます。

元来凝り性の僕は、3Dソフト(SketchUP)で購入予定のMOX8の実寸を元に、モニタースピーカー&液晶モニタの配置も含め、シミュレーションしまくりました。

完成イメージ


完成イメージ

正面図


正面図

上面図

収納状態


上面収納状態

露出状態


上面露出状態

側面図

収納状態


側面図

露出状態


側面露出

うーん、なかなかいい感じ。

そして完成

ちょっと実際の写真はあまりにお見苦しいので、CGでご覧ください。

ノーマルモード

主に仕事の際に使う事務用モード。


モード1

DTMモード

鍵盤の部分だけ露出させて入力に使う用モード。


モード2

フルバーストモード

シンセのエディット部分をフル開放し、ツマミ系もフルで使用可能なフルバーストモード。


モード3

という3形態にトランスフォームします。
変形はオトコのロマン!

狭い住宅事情の中での88鍵のキーボード置き場としてこれ以上の素敵な解決策があるでしょうか。
この方法を考えだした神には、ホント感謝感激でございます。

ちょっと難があるとすると、材料費だけで10万くらいかかりましたっていうのと、組み立てがメチャクチャ大変でした・・・。
そもそも狭い部屋で組み立てないといけない(組み上げてからは部屋に入らない)ので、何度も挫けそうになりました。

もし、同じような悩みを持っている人がいたら参考にしてみてはいかがでしょうか?

ではでは。

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COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 2 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. 素晴らしいですね!
    やはり、このような机が理想ですよね。
    スライドはどのような機構にされていますか?

    DTM用にこのような机、ニーズはあると思うのですが、
    市販されていないのがとても残念です。。

  2. 素晴らしいですね。
    こんな机があれば、気分もやる気も上がりそうですね。

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