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DTMの過去と現在、自分流音楽理論など

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振り返り回顧録【音楽編】

振り返り回顧録【音楽編】

今回は自分が通ってきた音楽の歴史を振り返ってみます。
DTMを趣味と言いつつ、実はそんなに音楽を聴きまくっているわけではありません。
ここが自分でも不思議なんですが、何かのジャンルについて深く語れるだけのものを何も持ってないのに、何を拠り所にDTMをやってるのか・・・。
うーん、なんか作りたい!という欲求が聴きたい!を上回ってるんでしょうね。
そんなんだからいつまでたっても万年ビギナーなわけですが(照)

というわけで、記憶を辿って行きたいとおもいます。

初めて自分の意思で買ったレコード(79〜81年)

銀河鉄道999 ささきいさお

銀河鉄道999
この時点ですでにもう曖昧な記憶なのですが、覚えている限りでは「銀河鉄道999」です。
ささきいさおさんのOPとEDが収録されたEP盤です。
これと宇宙戦艦ヤマトの主題歌レコードがどっちか先かが曖昧なんですが、たぶん999の方が先だと思うので、人生で初めて買ったレコードはこれですね。
とにかく銀河鉄道999は今でも人生のバイブルといっても過言ではないくらい好きで、このレコードはTVアニメ版の主題歌ですが、大人になってから劇場版2作品のCDを買っているくらい好きです。

1980年代前半

サイボーグ009 成田賢/こおろぎ’73(1979)

009
石ノ森章太郎原作アニメ、サーボーグ009のレコードもどうやら買ってたみたいです(憶えてない)。
あと、もうモノは手元にありませんが、Dr.スランプアラレちゃんのサントラカセットテープを切れるまで聞いてたのも鮮明に覚えています。
なんだかんだで思いっきりアニソン聞いてますねw
この頃からすでにヲタ要素の基礎が固まっていたんですかね。

1980年代後半

劇場版タッチ「背番号のないエース」 ラフ&レディ(1986)

背番号のないエース
いやぁ、この曲大好きでした。ていうか、これまたバリバリアニソンですねww
この頃小学生の高学年くらいの時代だと思うのですが、先の松本零士作品とあだち充作品で僕の人格を形成する基礎部分が出来てるといっても過言ではないくらい好きでした。全く作風とかは違うんですけどねw

技ありっ! うしろゆびさされ組(1986)

うしろゆびさされ組
アイドル来たかと思わせつつ、これもハイスクール奇面組というアニメのアニソンなんですw
とはいっても、おニャン子クラブに興味がなかった僕は唯一ゆうゆが好きでした。
ちなみにこのうしろゆびさされ組のゆうゆの相方が何を隠そう秋元康の奥様である高井麻巳子さんです。
今でこそAKBでは恋愛禁止となってますが、この当時は自ら釣り上げちゃったわけですね。

Melody 浅香唯(1988)

浅香唯
後にも先にも、僕の中でアイドルでファンになったのは浅香唯さんだけです。
スケバン刑事というドラマがあって、その3代目に抜擢されてそれを見て好きになりました。
アルバム4作目のCandidGirlはカセットテープで購入し、切れるまで聴き倒してました。

MUGO・ん…色っぽい 工藤静香(1988)

工藤静香
別段工藤静香のファンというわけではなく、純粋に曲が好きで買ったんだと思います。
カネボウのコマーシャルで流れてて、歌番組でも流れてて、それにつられての流れですね。

このあたりから音楽の趣向が少し変わってきます。
NHKで放送していたジャストポップアップという歌番組がかつてあったのですが、その番組を知って大きく変化します。
その中でもかなりハマったのが以下の4アーティスト。

DATE 岡村靖幸(1988)

DATE 岡村靖幸
JustPopUpで初めて19(NINETEEN)を見て膝から崩れ落ちました。
この気持ち悪さとカッコよさが同居している異空間はなんだ?とw
岡村ちゃんはこのあと現在に至るまで自分の中でのココロの師匠と呼ぶべき存在として君臨し続けます。

GO FUNK 米米CLUB(1988)

GO FUNK 米米CLUB
SHAKE HIPという曲で彼らを初めて知りました。
ビッグバンドの音のカッコよさとパフォーマンスの派手さ、そしてカールスモーキー石井の軽妙なMC。
どれもが衝撃的でした。2回ほどコンサートにも行きましたがこれぞエンターテイメントなんだと中学生ながらに感動しましたね。

LISTEN! BARBEE BOYS(1987)

LISTEN! BARBEE BOYS
友達からの影響でハマったバンド。
男女ボーカルとサックスっていう構成がかっこ良くて、サウンド自体はシンプルなのにすごい個性を感じたんですよね。
イマサは今でも憧れのギタリストの一人です。

PANIC ATTACK UNICORN(1988)

PANIC ATTACK
ペケペケという曲で彼らを知った時、ボーカルはベースの人だと思ってましたw
奥田民生は天才だとこのころから崇拝してます。

80年代後半は僕の音楽を大きく変えた時代ですね。
そしてこの頃、ギターの練習を始めます。

1990年代前半

この頃は高校生になり軽音楽部に入ってバンドを始めます。
校内のいろんなバンドが演奏している曲とかにふれたり、友達からいろいろ教えてもらったりとある意味カオスな時代でした。
特定のアルバムではなくアーティストでコメントしていきます。

BOOWY

僕が知った時にはすでに解散した後でしたが、かなりハマりました。
特に布袋寅泰のギターに憧れて、FERNANDESの黒いテレキャスを購入するほどでした。
部活バンドでもBOOWYのコピーバンドをやっていて、高校前半はBOOWY漬けでしたね。

COMPLEX

まあ、自然な流れですよねw
布袋さんのソロ活動ギタリズムもバリバリ聞いてましたし、岡村靖幸と同期で仲良しの吉川晃司と何か始めるとありゃそれだけでもう大興奮です。
当時「恋を止めないで」をバンドで演奏していました。

すかんち

ハードなのにポップ、それでいてキャッチーなサウンドに惚れました。
ローリーのウザいキャラもおもしろかった。
ベースのしまCHANが好きだったのに・・・(´;ω;`)

CHARA

自分的に全く聴いたことのない感じでデビューしてすぐくらいに知ってすぐにハマりました。
特別顔がよいわけではない(失礼)のに、すごくキュートで魅力的、かつシンガーソングライターっていうのもスゴイなと。
ローリーとの絡みだったり、岡村ちゃんとの絡みだったりもよかった。
僕の音楽エッセンスに間違いなく含まれています。

山瀬まみ

親指姫というアルバムが自分の中で傑作過ぎてやばかったです。
相当豪華な作家陣で作られた今の時代ではちょっと考えられない豪華なアルバムです。

フリッパーズ・ギター

現コーネリアスの小山田圭吾とオザケンこと小沢健二の2人によるギターポップユニット。
とにかくシャレオツな雰囲気がやばかった。なんか頭良さそうな空気がぷんぷんするんですよ。
散々パクリだのなんだのと言われてましたが、僕はそもそも元ネタ知らないし、純粋に好きでしたね。
今でも普通に聴いてます。

ピチカートファイブ

自分の中ではシャレオツ系の筆頭ですね。野宮真貴のビジュアル含め世界観が完成されてて、何をするにもシャレオツでした。
小西康陽氏の曲の作り方とかそのルーツにはかなりの影響を受けていると思います。

THE BEATLES

ようやくビートルズです。
高校2年の時だったと思いますが、校外バンドを組むことになって、ボーカルがビートルズやりたいと言い出したことで初めて聴きましたw
それからは坂道を転げ落ちるように全曲聴いて、1/3くらいギターの練習をしました。(弾けるとは言ってない)
なんでこの歳までビートルズを聴かなかったのか後悔するくらい色々なことを学びました。

T-REX

マークボラン率いるグラムロックバンド。いや、マークボランそのものですかね。
メインは70年代のバンドですが、友達の影響で聴きだしてそのカッコよさにしびれました。

GUNS N’ ROSES

先輩バンドがコピーしていて知ったバンド。
そのバンドがめちゃくちゃ上手くてカッコ良かったんですよね。
Welcome to the JungleとSweet Child o’ Mineからガンズを聴きだしました。

LED ZEPPELIN

このバンドも先輩バンドがカバーしていたので知ったバンド。
天国への階段という曲を先輩が弾いていて、なんすかこのカッコいいフレーズって聞いて教えてもらいました。
これまで洋楽にホント縁がなかったので、めちゃくちゃ新鮮で何かひらける感じがしました。
と、ともにギター道の深さを知ってちょっとゲンナリしました。。。

Deee-Lite

いきなりバンドではなくなりますが、大好きでした。
テイトウワ氏が加入してからしか知りませんが、ピチカート・ファイブの小西康陽氏と、ディーライトのテイトウワ氏のサウンドメイキングが打ち込み音楽という部分での自分の中での憧れの形として何かしら息づいています。

渋谷系

当時僕は大阪なので、渋谷系という言葉に若干違和感というか、何が渋谷なのかと悪態つきながらもカッコいいなぁと思ってました。
ピチカートやフリッパーズはすでに挙げているのでそれ以外で。

ORIGINAL LOVE

ICE

東京スカパラダイスオーケストラ(渋谷系かな?)

Love Tambourines

1990年代後半

この時代はDTMとも密接に絡みが出てくる時代になってきます。
また、バンドというものから、打ち込み系、クラブ系、などに傾向が変化していきました。

Acid Jazz

すでに本場イギリスでは流行が去っていたようですが、僕的には新鮮なカッコよさでハマりました。

US3

The Brand New Heavies

James Taylor Quartet

corduroy

Jamiroquai

Mother Earth

あたりのミーハーなのを好んで聴いてました。
日本人では、

Kyoto Jazz Massive

MONDO GROSSO

United Future Organization

などなど。

DJ KRUSH

このへんのジャンルは特別詳しいわけでもないですが、DJ KRUSHはもの凄い好きで聴いてました。
DJ的な音の作り方みたいなのに初めて興味を持ったあたりですね。
結局DJ的なアプローチは、そもそも音楽をそんなにめちゃくちゃ聴いているわけでない僕には無理だなと早々に諦め、のんびり聴いて楽しむスタイルになりました。

JUDY AND MARY

90年代後半に僕の中に突如ジュディマリブームがやってきます。
というか、YUKIちゃんが可愛いすぎて、YUKIちゃんのファンになってJAMを聴くようになるって感じでした。
歳を重ねた今でも見た目的に未だに大好きですw

2000年代前半

2000年代になって、居住地が東京に移り、職場も人間関係も一新しました。

キリンジ

今でもちょくちょく聴いてますね。
なんだろう、大人な感じというか、楽器の紡ぎだす音の絡みが気持ちいいというか、バンドアレンジとしてこんなこともできるんだーみたいな感じでリスペクトしています。
純粋に、ああ音楽だなぁ〜と感じるっていうか、うまく言えないですけど、そんな感じです。

クラムボン

デビューしてすぐに知って、矢野顕子さん的な天才気質を感じて、そこからずっとう聴いてます。
変な3ピースのバンド形態も面白いです。良くも悪くも個性的でいいバンドだと思います。

YUKI

JAMが解散してソロになってからもずっと聴いてます。
特にファーストアルバムはかなり個人的に傑作の部類ですね。

2000年代後半

このあたりでアニメにズブズブとハマっていきます。
まさに2004〜5年あたりからアニメ作品を数多く見るようになり、いわゆるアニソンと呼ばれるものも聴くようになります。

君が空だった 美郷あき(2004)

サンライズ制作の舞-HiMEというアニメのエンディングテーマで、いい曲だなぁと思って当時使いだしたばかりだったiTunesStoreで買いました。
作詞はあの畑亜貴さんなんですよね。

Moonlight 勝木ゆかり[S.E.N.S.](2004)

KURAU Phantom Memoryというボンズ制作のアニメ作品のエンディングテーマ。
もうなんともファンタジックな響きと勝木さんの澄んだボーカルでめっちゃ世界観を醸し出していて大好きな曲です。

乙女はDO MY BESTでしょ? 菊地美香、小清水亜美(2005)

舞-HiMEの続編、舞-乙HiMEのエンディングテーマ曲。
主要なヒロインがその作品の世界観を引っさげて歌うことの大事さを知った曲。
まだあまりアニメを見ていたわけではなかったので、なるほどそういう作品への深みのもたせ方ができるのかと感心しました。
さらにこの曲も作詞は畑亜貴さんです。スゴイですね。

さいごに

はい、いかがでしたでしょうか。
っていうか長いっすね。。。
ここまでうっかり読んでくださった方、ほんとありがとうございます。
おつかれさまでした。

いろいろ忘れているものも大いにあると思いますが、おおよそこんな感じの音楽遍歴になっております。
これ以降、岡村ちゃん以外はほとんどアニソンかボカロばっかりなので、それはそれでまた別の機会に語りたいと思います。

自分でいろいろ過去の材料を調べたりして書いてみたわけですが、こうやって見てみると全体的にミーハーというか、人に教えてもらって聴くということが多く、自分で開拓とかあまりしてないボンクラですねorz
思えば、そういう貪欲さに欠けているといいますか、流されるまま生きてきちゃってるというか、まあ基本適当なんです。

そんなわけで、僕のこれまでの振り返り音楽編でした。

ありがとうございました。

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